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アガリクスに発がん促進作用 キリン子会社商品を回収

厚生労働省は13日、キノコの一種「アガリクス」を含む健康食品で発がん作用が促進されるとの動物実験の結果が出たとして、「キリン細胞壁破砕アガリクス顆粒」を販売するキリンウェルフーズ社に対し、自主的な販売停止と回収を要請した。同社は同製品を含めて、すべてのアガリクス製品の販売中止と回収を表明した。(2006年2月13日 毎日新聞)

アガリクス製品自体に発がん性があるわけではないが、ほかの発がん物質に作用して発がん性を促進させる働きがあることが確認されたという。

キリンウェルフーズ社から今回回収されるアガリクス製品は、先の「キリン細胞壁破砕アガリクス顆粒」のほか、「キリン細胞壁破砕アガリクス(400粒)」「同(700粒)」「純粋アガリクス」の4種類。

学術雑誌にアガリクスで肝障害を疑う例などが掲載されたため、国立医薬品食品衛生研究所が、広く流通している3社の3製品を抽出して調査を行った。その結果、キリンウェルフーズ社の製品について、ラットを使った実験で発がん作用を助長する結果が出たという。調査対象となった3製品のうち、キリンウェルフーズ社以外の2製品については問題は見つかっていない。

アガリクスそのものが悪いのか、それともキリン製品の製造工程か内容成分に問題があるのか、現段階ではまだ原因が明らかになっていない。

いずれにせよ、アガリクスを含む製品で健康阻害の事例が報告されたことでもあり、他社製品も含めてアガリクスの摂取は当面見合わせて、事態の推移を見守ってください。
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