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カキの偽装産地を一発で識別。脂肪酸が決め手。

広島県と並ぶ養殖カキ産地の宮城県で、カキの産地識別システムの開発が始まった。種ガキのDNAが同じでも、生育海域の違いで産地の識別が可能になるという。同県では、価格の安い韓国産を「宮城産」として出荷する偽装問題が02年に発覚。関係者は「実用化できれば、偽装を完全に見破ることができる」と期待している(毎日新聞、2005年10月6日)

餌となる植物プランクトンが海域ごとに異なるため、そこで育つカキにも微妙な成分の違いが生じるようです。

いままでの研究で、宮城産のカキは、韓国産のカキよりも特定の脂肪酸の割合が高いことがわかりました。今年度はさらに、韓国や広島で育ったカキを取り寄せ、宮城産のものと脂肪酸の割合を比較。肥育試験も実施して、プランクトンの違いと脂肪酸含有量との関連を解明するという。

これらの結果がまとまると、カキの産地が一発で正確に識別できるようになります。

アサリやハマグリなど、ほかの魚介類の産地識別にも利用できそうですね。そういえば、ごく最近も北朝鮮産のアサリを国内産と偽って販売する偽装工作が社会問題になったことがありました。

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