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毎晩だれもが見る夢。この夢は「悪夢」が基本。

睡眠中に見る夢は、幸せな夢よりも、圧倒的に怖い夢が多いように思われます。誰かに追いかけられたり、襲われそうになったり・・・。なぜ人は怖い夢を見るのか?
最近の研究では、「夢は危機的状態に備えたリハーサルであり、悪夢すなわち怖い夢が基本になる」という学説があります。

動物は寝ている時がもっとも無防備な時です。いつ外敵に襲われるか分かりません。そのため睡眠も深い眠りと浅い眠り(レム睡眠)を交互に繰り返して、いざという時はいつでも起きて戦えるように(あるいは逃げられるように)準備しています。レム睡眠中に怖い夢を見るのは、身を守るために脳が「外敵に襲われた場合のリハーサルをしている」ためなのだそうです。

「ネコを使った実験では、神経系を制御して睡眠中も筋肉が自由に動くようにしておくと、猫は目をつぶったまま動物に飛びかかる動作をしたり、身構えたりした。また、睡眠中に寝ぼけて動き回る『レム睡眠行動障害』の人に夢の内容を聞くと、犬に飛びかかられる夢や、泥棒と戦う夢など、危機に対応する内容が多かった。彼らの就寝中の行動も、手足を激しく振り回したり、『バカヤロー』など攻撃的な言葉を叫んだりした(毎日新聞、2005年9月21日)」

毎晩ふかふかのベットに寝ていても、もとをたどれば人間も野生動物。ウサギやシマウマなどとそんなに違いはありません。ワシやライオンに襲われないように、いつも身構えて眠っているんですね。
外敵に襲われないように「安全に眠る知恵」が、じつは「怖い夢を見ること」だとしたら、なんだか人生辛いですね。せめて今夜だけでも、恋人と一緒に過ごす楽しい夢を見よ~と!

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